2026年07月

2026年07月06日

未来の恐怖 AI その3


AIの素晴らしさを実感すればするほど、これから起こる混乱を危惧せざるを得ない。

高学歴の人間が持っている豊富な知識から解決策を探る能力を、AIは簡単に凌駕してしまう。

高学歴の人々の知識が価値のないものになってゆく。

また一つ人間の優位性が失われようとしている。



かつて、人は力が強ければ尊敬された。

当然である。一度に一俵より二俵の米俵を運べる方が喜ばれるのだ。

フォークリフトは、力の強さへの尊敬を破壊した。


そろばんの計算能力は銀行で重宝された。

コンピュータは計算能力への尊敬を破壊した。


知識の価値をAIは破壊しようとしている。


人間の承認欲求を満たす分野がどんどんなくなってゆく。

悲しいことだ。



AIが本格的に導入されることにより、何が起きるのだろうか。

いや、アメリカではもう起き始めていることかもしれない。

大学を出た若者の職がないという。

かつて、大学を出れば、 良い職につけて、収入もよかったので、途方もない学費を払い、無理をしてでも大学を出たのである。

大学を出た若者に、やさしい仕事から始めて、徐々に主要な仕事を覚えさせ、30台後半から会社の根幹を担う人材に育て上げたのである。



ところが今や、大学を出た若者が就職できない事態が起こっている。

AIならば、教育する必要もない、24時間働いて疲れることもない。

ホワイトカラーが頭を使ってやっていた仕事は、AIがほとんどこなすようになる。

そのうち若者だけ仕事がない状態ではなくなる。

現在仕事の根幹を担っている人々もAIに置き換わる時代がやってこようとしている。それも遠い将来の話ではない。

恐ろしいことではないか。



多くの人の仕事がなくなるのである。

アメリカでは、ホワイトカラーの仕事をしてきた人々が、ブルーカラーになることが起こっている。

ブルーカラーの方が給料が良かったりするのである。

しかしながら、ホワイトカラーの膨大な人数をブルーカラーがすべて受け入れられるはずもない。


アメリカはレイオフが簡単な国である。

仕事に就けない人があふれるのでは。

これから、未曽有の社会不安が起こるのではないか。



以上のことは、まずはAIの先進国、米国、中国で起こるはずである。

続いて、AIの後進国の日本にも起こるはずである。

早めの対処が必要だと思うのですが。


gtkaudio at 22:03|PermalinkComments(4)