2025年07月
2025年07月06日
Tannoy 12" クロスオーバーネットワークの製作

前回のブログで書いたように、お客様から依頼されたタンノイ12インチ、クロスオーバーネットワークのオーバーホールは、当初気が進まなかった。
どうしてもというお客様の圧力に気おされ、結局やることになった。
なかなか良い音が出て、お客様も喜んでくださったので、結果オーライとなり、大いに安心した。
回路から、250μHのコイルさえあれば、新しく作れるのにと思った。
まあ無理だろうと思いつつ、ネットで探したら、見つかったのである。
これで作れる。大きさは自由だから、大きな部品も使える。
作ってみた。
まずは、ソ連製NOSのオイルコンを使ってみる。
購入したのはウクライナからだから、ソ連時代のウクライナ製のような気がする。
NOS⁽新古品)だけあって、測定値は良い状態である。
1μF 250Vだから、8μFには8個必要である。

音は今まで聴いてきた音とあまり変わらない。
つぎは、古い英国製オイルコン、ハンツ2μFを使う。
ただし、劣化が激しい。
2μFは3~4μF。0.5μFは1μF近くになっている。
2種類テストすることにした。
2μFと0.5μFを組み合わせて、8μFを作り、0.5μFを2個使って2μFを作った。
もう一種類は、劣化は無視。2μF4個、測定値は約16μF、2μFの測定値は約4μF。

音はソ連製よりも良い。オイルコンの良さが出ている。
2種類はあまり違いはなかったが、どちらかというと、劣化を無視した後者の方が良かった。
大きなオイルコンで試したくなった。
MPEと書いてあるが、Dubilier製のはずである。2μF 250V 5個を使う。
劣化はほとんどない。

さすがである。最もよい。
耐圧600Vオイルコンはどうだろう。
Static 4μF 600V 2個とDubilier 1μF 400V 2個を使う。
劣化はほとんどない。

なるほど、素晴らしい。
並列につないで8μFや2μFにするのではなく、1個で8μFや2μFはどうだろう。
TCC 8μF 200V, Dubiler 2μF 250Vを使う。
劣化はほとんどない。

これもいい。
Ebayで購入したから最後になったが、Vishayのフィルムコン2μF 160V 5個を使う。
フィルムコンだから、劣化はない。NOS。
フィルムコンだから、劣化はない。NOS。

うーん、正確な音なんでしょうね。
こういう音が好きな人もいるのでしょう。
私は味の濃い音の出るオイルコンが好みです。
オイルコンを使った私好みのネットワークで鳴らしています。Vimeoにアップしました。
Inka DinkaDoo Ronnie Aldrich Tannoy Red Crossover Network test
Zigeunerweisen Michael Rabin Tannoy 12" Red Crossover Network test
Someday My Prince Will Come Bill Evans Tannoy 12" Red Crossover Network test
gtkaudio at 03:56|Permalink│Comments(0)








