2022年09月

2022年09月16日

SP(78回転)で、こんなに聴かれるのは初めて

Decca XMSの導通のなくなったコイルを、国産のコイルに交換した。

お客様から依頼されたものである。

それのテストをお客様に聴いてもらうため、3枚のSP盤を鳴らして、YouTubeにアップした。



そのうちの1枚の再生回数が、SP盤としては伸びているのである。

通常はLPに比べSPは再生回数が伸びないのだが、なぜかこの1枚は人気がある。

Leak TL/12 Plusもどきアンプは、通常、電源部をオイルコンにするのだが、ケチって小さな電解コンを使っているのにである。

ほかの2枚は通常通り、再生回数は伸びない。

多分レコードに秘密があると思うのだが、こちとら知識が乏しいのでわからない。



外国の人からは、好さげなコメントは来るし、goodの評価数もSPとしては多い。

わかる人がいらしたら、教えて。


そのYouTubeです。

The Beat Tommy Turk and his Orchestra Decca XMS コイル交換テスト 78rpm




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2022年09月01日

奇妙奇天烈なスピーカー


Leak TL/12 plusのもどきアンプが一応出来上がったので、テストをしていた。

テストだからメインのシステムに接続するのは怖い。

安物のスピーカーを使うのだが、今回はGoodmansの楕円スピーカーにした。

場所は、私の寝床であるソファーの上でやる。

片づけの出来ない私の部屋には、プリメインアンプや音源になるパソコンを置ける場所はここしかないのである。

今回はデジカメで撮った画像を保存してあるSDカードのデータをパソコンに読み込み、パソコンに保存しておくことにした。

パソコンは古いもので、使わなくなって5年ほど経つ。

ハードディスク容量が小さく、今回画像データを保存したら、空き容量が、14.7ギガしかなくなってしまった。

1テラのSSDに換装するつもりだ。まあ、これは後の話。


ボケの私が作ったTL/12plusのもどきアンプである。鳴らずにすったもんだした。

まあアンプの話もあとでまた書く。

今回は奇妙奇天烈なスピーカーについてである。

IMG_0234

これなんですけど、マグネットもボイスコイルも前面についている。

後ろには端子の付いたカバーがあるだけ。

IMG_0236

IMG_0238

狭すぎて前面の隙間は写真にとることはできないけれど、目で見たところでは、ダンパーはない。

ダンパーを省略するために、こんな手の込んだことをしたのだろうか。



実はこのスピーカー、一年ほど前Philips,Goodmans,Elac等の様々なスピーカーとともに一山いくらで購入したものである。

Ebayで他のものを購入した際、一緒に送るから送料はいらないので買わないかと勧められたのである。

メールでは、このスピーカーについていろいろ書いていた気がする。

ヨーロッパでは知られたスピーカーらしい。

Philips製と書いてあった。



あまり興味がなかったので、購入して聴きもせず、倉庫にしている部屋にしまっておいた。

今回アンプのテストで思い出し、1年前に送られてきた箱をあさっていたら、様々なスピーカーの下に、さらに箱があったのである。

明けてみたら、このスピーカーのペアが出てきた。

ああそうか、英国の業者が言っていたやつだと、思い出した。



テストにちょうど良い、聴いてみた。

驚いた。聴かなきゃわからないものだ。

15,6㎝の小さなスピーカーなのに、迫力を感じる。魅力的な音だ。


さて当然YouTubeで聴いていただきませんとね。

奇妙なスピーカー Leak TL/12 Plusもどきアンプのテスト 

今回のアンプは、電源部に電解コンデンサを使っている。

TL/12plusのもどきアンプについて書くときは、電源部をオイルコンにした記事を書くつもりです。

その時またこのスピーカーも鳴らします。

追記

この記事を書いたあと、このスピーカーの情報があれば知らせてほしいと書くのを忘れたと思っていた。

そんな矢先、懇意のお客様から電話があり、ネットに出ていると教えてくださった。

すごい検索能力です。私には到底できません。

フィリップス スピーカー 前面マグネット

で検索すると、いくつか出てきます。

口径からすると、フィリップスのAD3725のようです。






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