2022年08月
2022年08月08日
山上容疑者はネトウヨだったのになぜ?
電話で4人の知人たちと話していて、驚いたことがある。
その4人全員が、山上容疑者がネトウヨ(ネット右翼)であった事実を知らなかったのである。
山上容疑者の襲撃を理解するためには、最重要の要素であるこの事実も、一般には大きく報道されていないということだ。
嫌韓、嫌北朝鮮、嫌中国は、ネトウヨにとっての大事なテーマであり、安倍元首相の意向に合致するテーマでもあった。
山上容疑者は、安倍元首相に大いなるシンパシーを感じていたネトウヨであったのだ。
それではなぜ安倍元首相を襲撃したのか。
考えてみる。
安倍元首相の嫌韓は単なるふりでしかなかったのである。
隣国というものは遠い国々に比べ、反発を感じることが多い。
それを利用してまとめれば、勢力になりえるのである。
まともな政治家ならそんなことはしない。
国民を苦しめる、韓国に本部を置く旧統一教会を庇護し、利用する安倍元首相である。
何でもやるのだ。
旧統一教会は、多くの政治家に無償で秘書を送り込んでいたという。
秘書であれば、その政治家の不正や恥部を知ることとなる。
さらに、日本にとっての極秘事項まで、知りえた可能性がある。
それらの不正や恥部を、さらには極秘事項まで、微に入り細に入り逐一、韓国に本部のある旧統一教会に報告されていたに違いない。
韓国に本部のある旧統一教会の意向を忖度しなければならない政治家も多いのではないか。
旧統一教会被害の調査に、自民党が及び腰なのは、そんなところなのだろう。
こんな政治家たちが日本の安全保障を語るのだからまったくの笑止である。
日本のことなど考えてはいない。
家族を奈落の底に陥れた韓国に本部のある旧統一教会を、いまだに信じて疑わない母を持つ山上容疑者。
嫌韓だと信じた安倍元首相が、実は韓国に本部のある旧統一教会と一体であったと知ってしまった山上容疑者。
母親だけでなく本人も、信じたものに裏切られたのである。