2021年05月
2021年05月30日
The Beatles Rooftop Concert (1969)
YouTubeのタンサ(旧早稲田クロニクル)を見終わったら、こんなサイトが紹介された。
ビートルズのルーフトップコンサートだった。
映画で見たときは、ゲットバックの演奏中に警察が乗り込んで終わったので、それだけだったと思っていた。
実際は様々な曲を演奏していたのですね。音もいいし乗っています。
ビートルズのルーフトップコンサートだった。
映画で見たときは、ゲットバックの演奏中に警察が乗り込んで終わったので、それだけだったと思っていた。
実際は様々な曲を演奏していたのですね。音もいいし乗っています。
The Beatles - Rooftop Concert (1969)
gtkaudio at 12:23|Permalink│Comments(0)
2021年05月26日
米国選手団は東京オリンピックに来るのか?
バイデン米大統領は、トランプ政権の時代に行われていたコロナ対策に対して、非科学的で全くダメだと思っていたはずである。
トランプ元米大統領に追従してきた安倍首相。
バイデンは日本のコロナ対策をどう見てきたかを推測してみよう。
発症した病人を治療することは当然として、新型コロナにおいて最も重要なことは、無症状の陽性者を見つけ出し 隔離することにある。
そうでなければ、無症状の陽性者は元気であるがゆえに、接触する人々も病人に対する警戒感を持つことなく、容易にコロナに感染することになる。
元気であるがゆえに多くの人に接触し、多くの人にコロナをうつすことになる。
それゆえ、日本以外の国々では、無症状の人々にもPCR検査を実施している。
症状の出た人だけに行うPCR検査では、新規陽性者の数は少なくなり、実態を把握することさえできない。
オリンピックの開催に突き進むこの日本の現状を、米国選手団の派遣を判断するバイデン大統領が把握していないとは考えづらい。
菅首相との会談において、バイデンが五輪開催は科学的に判断するといったのは、以上のことを踏まえた上のはずである。
日本のコロナ対策は、科学的に行われてはいないとくぎを刺したのである。
トランプにすり寄っていた安倍政権、その内閣官房長官が現政権の菅首相である。
トップは変わってもコロナ対策においてほとんど変化はない。
まさに非科学的な政権である。
その意味において、バイデンは日本の政権をトランプ政権と同じように見なしている。
医療崩壊に直面しているにもかからわず、五輪開催に突き進む馬鹿な非科学的政権を持つ日本に、バイデン大統領が五輪不参加を表明する可能性は十分にある。
CDCの日本への渡航中止勧告、五輪中止を促しているのでは。
GTKaudio
2021年05月13日
Leak TL/12 Plusの整備
追加です。
レコードは、オリジナルでないと良い音は出ないと言われています。
実際そうなのでしょうが、オリジナルは高価で、私のような者には、おいそれと買えるものではありません。
そこで、国産のレコードをできる限りよい音で鳴らす努力をしています。
今回YouTubeに載せたソニーロリンズもYahooオークションで、税込み1100円送料600円合計1700円で購入した国産のレコードです。
オリジナルは数十万円で売られていたりして、どんな音がするのか、聴いてみたい気がします。
どなたか、オリジナルを鳴らしてYouTubeにアップし、どれだけすごいかをお示し願えないでしょうか。
聴いてみたい方は、たくさんいらっしゃるはずです。
よろしくお願いします。
ソニーロリンズをもう1曲アップしました。もちろん1700円の国内盤です。
You Don't Know What Love Is from Saxophone Colossus Sonny Rollins Quartet Monaural Leak TL/12 Plus
もう1曲、私にしては珍しくオリジナルの、べラフォンテカーネギーホールリサイタルモノラル盤です。
針音は、無視して聴いてください。
針音を無視できれば、良い音に当たる確率がぐんと増します。
運転を始めたころ、ワイパーの動きが気になりましたが、すぐに慣れました。
あれと同じで、人間は不必要なものを無視することが出来るのです。
Shenandoah Belafonte at Carnegie Hall Leak TL/12 Plus Decca XMS Monaural
追加終わり。

リークのアンプが高価なものになってしまってから、紹介してきた私自身が気軽に買えなくなってしまった。
そこで、部品取りにでも使えるだろうと、壊れたリークを買っていた時期があった。
まともなものに比べたら、ひどく安かったからである。
その頃は電源トランスを国産にするなどという考えも思い及ばなかったから、まさに部品取り用であった。
転機は、どうしようもなくなり、国産のチョークや電源トランスを使って、懇意のお客様たちのリークアンプを修理してからである。
幸運だったのは、私のお客様が音さえよければ、オリジナルへの馬鹿げたこだわりなどは持たない人たちだったことにある。
特に驚いたのは、TL/50 Plusの電源トランスを国産で載せ替えたとき、今まで以上に音が良くなったことである。
ここで部品取り用にストックしていたリークが登場する。
まず、このブログにも書いたように、電源トランスがオリジナルでないTL/25 Plusを修理した。
極力電源部分のオイルコンをケチったため、不安定ではあったが、音自体はよいものであった。
さて今回の修理である。
TL/12 Plus、電源トランスとアウトプットトランスの両方がない代物だ。
電源トランスは国産を使う。
アウトプットトランスは音に最も影響を与えるから、悩むところ。
6,7年前、GoodmansのスピーカーをEbayで購入し、輸送の仲立ちをしてもらっていた英国人のところに荷物が届いた。
その英国人が興奮してメールをくれた。
スピーカーなんてどうでもいい、一緒に送られてきたアウトプットトランスのほうがずっと価値があるというのである。
そういえば、写真に小さなトランスが写っていたが、安物だと思っていた。
彼の耳は確かだし、オーディオの事情に詳しい人だったので、以来そのアウトプットトランスを大事に持っていた。

ラジオスペアー(RS)は、製造をそれぞれのメーカーに依頼する販売専門の会社である。
意外と良い部品がそろっている。
このアウトプットトランスで組み上げてみた。推測ですが、パートリッジ製だと思います。
いつものように仕上げた。
ダメだった。
いくつか試したが、発振をしてしまい、私の能力では無理であった。
電気知識の豊富なお客さんにコロナがすんだら修理してもらおうと、お蔵入りとした。
ひと月ほど放っておいたのち、そのお客さんと電話で話していた。
確言はできないけど、ポジティブフィードバックになっている可能性があるとのことである。
アウトプットトランスの1次か2次どちらかの配線をすべて逆転させればよいとおっしゃる。
あたり。命中。
アンプを組み上げる人にとっては常識らしい。
大いに感謝。
さて出来上がった。
パソコンからのYouTubeの音を聴く。
うん、いい音だ。
次、モノラルレコード。
低音で、音が歪む。
違う、部屋がびりついている。
いや、スピーカーがびりついている。
それだけではない。鳴らしていないスピーカーまでびりついている。
だから部屋がびりついていると思ったのだ。
今までにない現象である。
わかった。
常用のスピーカーは、組み立て式である。
ネジが緩んでいるのだ。増す締めする。
鳴らしていないスピーカーから少し箱鳴りするが、ほとんどなくなった。
ここでYouTube用に録画した。
このエネルギー感は何だ。50W以上の出力が出るTL/50 Plusでも感じたことのないエネルギー感だ。
アウトプットトランスの違いからくるのだろう。
あの英国人が言っていたのはこのことかもしれない。
周波数帯域が広い。広いと嫌なことが多いが、嫌さなど全く感じない。
録画しているのを忘れて、「すごい」とつぶやいてしまった。録音されている。
Blue 7 from Saxophone Colossus Sonny Rollins Quartet Monaural Leak TL/12 Plus Decca XMS
40回再生されて、グッドは3である。YouTubeだと確かに落ちるけど、音の良さはわかるだろうに。
まあ、他人の評価なんてそんなもんだろう。
追記
コメント欄に、このアウトプットトランスの情報をいただきました。
MarshallのEL84ギターアンプに使われていた有名なアウトプットトランスだそうです。
音の良さで知られたものらしく、輸送の仲立ちをしていた英国人が興奮した理由がよくわかりました。

レコードは、オリジナルでないと良い音は出ないと言われています。
実際そうなのでしょうが、オリジナルは高価で、私のような者には、おいそれと買えるものではありません。
そこで、国産のレコードをできる限りよい音で鳴らす努力をしています。
今回YouTubeに載せたソニーロリンズもYahooオークションで、税込み1100円送料600円合計1700円で購入した国産のレコードです。
オリジナルは数十万円で売られていたりして、どんな音がするのか、聴いてみたい気がします。
どなたか、オリジナルを鳴らしてYouTubeにアップし、どれだけすごいかをお示し願えないでしょうか。
聴いてみたい方は、たくさんいらっしゃるはずです。
よろしくお願いします。
ソニーロリンズをもう1曲アップしました。もちろん1700円の国内盤です。
You Don't Know What Love Is from Saxophone Colossus Sonny Rollins Quartet Monaural Leak TL/12 Plus
もう1曲、私にしては珍しくオリジナルの、べラフォンテカーネギーホールリサイタルモノラル盤です。
針音は、無視して聴いてください。
針音を無視できれば、良い音に当たる確率がぐんと増します。
運転を始めたころ、ワイパーの動きが気になりましたが、すぐに慣れました。
あれと同じで、人間は不必要なものを無視することが出来るのです。
Shenandoah Belafonte at Carnegie Hall Leak TL/12 Plus Decca XMS Monaural
追加終わり。

リークのアンプが高価なものになってしまってから、紹介してきた私自身が気軽に買えなくなってしまった。
そこで、部品取りにでも使えるだろうと、壊れたリークを買っていた時期があった。
まともなものに比べたら、ひどく安かったからである。
その頃は電源トランスを国産にするなどという考えも思い及ばなかったから、まさに部品取り用であった。
転機は、どうしようもなくなり、国産のチョークや電源トランスを使って、懇意のお客様たちのリークアンプを修理してからである。
幸運だったのは、私のお客様が音さえよければ、オリジナルへの馬鹿げたこだわりなどは持たない人たちだったことにある。
特に驚いたのは、TL/50 Plusの電源トランスを国産で載せ替えたとき、今まで以上に音が良くなったことである。
ここで部品取り用にストックしていたリークが登場する。
まず、このブログにも書いたように、電源トランスがオリジナルでないTL/25 Plusを修理した。
極力電源部分のオイルコンをケチったため、不安定ではあったが、音自体はよいものであった。
さて今回の修理である。
TL/12 Plus、電源トランスとアウトプットトランスの両方がない代物だ。
電源トランスは国産を使う。
アウトプットトランスは音に最も影響を与えるから、悩むところ。
6,7年前、GoodmansのスピーカーをEbayで購入し、輸送の仲立ちをしてもらっていた英国人のところに荷物が届いた。
その英国人が興奮してメールをくれた。
スピーカーなんてどうでもいい、一緒に送られてきたアウトプットトランスのほうがずっと価値があるというのである。
そういえば、写真に小さなトランスが写っていたが、安物だと思っていた。
彼の耳は確かだし、オーディオの事情に詳しい人だったので、以来そのアウトプットトランスを大事に持っていた。

ラジオスペアー(RS)は、製造をそれぞれのメーカーに依頼する販売専門の会社である。
意外と良い部品がそろっている。
このアウトプットトランスで組み上げてみた。推測ですが、パートリッジ製だと思います。
いつものように仕上げた。
ダメだった。
いくつか試したが、発振をしてしまい、私の能力では無理であった。
電気知識の豊富なお客さんにコロナがすんだら修理してもらおうと、お蔵入りとした。
ひと月ほど放っておいたのち、そのお客さんと電話で話していた。
確言はできないけど、ポジティブフィードバックになっている可能性があるとのことである。
アウトプットトランスの1次か2次どちらかの配線をすべて逆転させればよいとおっしゃる。
あたり。命中。
アンプを組み上げる人にとっては常識らしい。
大いに感謝。
さて出来上がった。
パソコンからのYouTubeの音を聴く。
うん、いい音だ。
次、モノラルレコード。
低音で、音が歪む。
違う、部屋がびりついている。
いや、スピーカーがびりついている。
それだけではない。鳴らしていないスピーカーまでびりついている。
だから部屋がびりついていると思ったのだ。
今までにない現象である。
わかった。
常用のスピーカーは、組み立て式である。
ネジが緩んでいるのだ。増す締めする。
鳴らしていないスピーカーから少し箱鳴りするが、ほとんどなくなった。
ここでYouTube用に録画した。
このエネルギー感は何だ。50W以上の出力が出るTL/50 Plusでも感じたことのないエネルギー感だ。
アウトプットトランスの違いからくるのだろう。
あの英国人が言っていたのはこのことかもしれない。
周波数帯域が広い。広いと嫌なことが多いが、嫌さなど全く感じない。
録画しているのを忘れて、「すごい」とつぶやいてしまった。録音されている。
Blue 7 from Saxophone Colossus Sonny Rollins Quartet Monaural Leak TL/12 Plus Decca XMS
40回再生されて、グッドは3である。YouTubeだと確かに落ちるけど、音の良さはわかるだろうに。
まあ、他人の評価なんてそんなもんだろう。
追記
コメント欄に、このアウトプットトランスの情報をいただきました。
MarshallのEL84ギターアンプに使われていた有名なアウトプットトランスだそうです。
音の良さで知られたものらしく、輸送の仲立ちをしていた英国人が興奮した理由がよくわかりました。

2021年05月03日
この際だ、Decca MK1アームのステレオ仕様も組み立てる
この前のブログに書いたDecca MK1アームのモノラル仕様はなかなかの出来だった。
部品はまだあることだし、なるべく同じ条件で、ステレオ仕様も作ってみることにした。
内部ケーブルには、同じNeglexを使うが、2種類のうちモノラル仕様に使った太いNeglexケーブルは使えないので、細いのにする。
部品をそろえてみた。

外部ケーブルはラグを介して太いNeglex、RCAピンプラグはスイッチクラフトを使う。ベースはGTKオーディオ特製の一枚板です。
ざっと次のような流れです。






完成。
このアームでのYouTubeです。
The Ray Brown Trio Take The 'A' Train Decca MK1 Stereo tonearm Decca MK1 Stereo cartridge
MJQ Walkin' Stomp from Plastic Dreams Decca MK1 Stereo tonearm Decca MK1 Stereo cartridge
前回ブログのモノラル仕様アームと、音の比較をしてみてください。
モノラルレコードの素晴らしさがわかっていただけるでしょうか。