2020年06月

2020年06月29日

児玉龍彦教授 コロナと戦う


今日の東京、コロナ陽性者数60人だそうだ。相も変わらず、検査人数はわからない。

コロナ当初からそうだけど、母数の伴わない陽性者数を恥ずかしげもなくマスコミが発表するのを聞いて、日本馬鹿になってるなと感じた。

それを許している専門家と言われる人たち、こいつら科学者じゃないなとも思う。

オーディオのような芸能芸術すなわち人間の感覚(感性)にかかわるものは論理的科学的に解決するものではないと思っている。

それなのに日本では、オーディオといえばすぐに電気理論で語る人が多かった。

コロナはあくまで科学的論理的に解決しなければならないのに、母数もわからない陽性者数にはびっくりした。

日本って、まったく逆じゃん。何が大事かがわからなくなっている。



そんな時に、東京大学先端科学技術研究センターの 児玉龍彦教授が語っているのをYouTubeで視聴した。

かつての科学者はこうだったよなと感じさせてくれる人である。

それだけでなく、私のような素人にもできるだけわかりやすく伝えようとする意欲を感じる。

およそ週に一度配信されるYouTubeを楽しみにするようになった。



特になるほどと思ったことがある。

コロナ抗体の検査機を工夫し、検査した時である。

通常最初に現れるIGM抗体が現れることなく、後から出てくるはずのIGG抗体が先に出てくる変な現象が出ていて、検査機の故障かと思ったそうである。

どう調べても検査機の故障ではなかった。その週の結論は持ち越しになった。

週を追うごとに新たなことがわかってくる。

IGG抗体が先に出てくるのは、日本人がコロナに類するウイルスに罹患したことがあり、何らかの免疫ができているらしいとのことであった。

コロナにかかっても、IGG抗体が先に出てくる人は重症化せず、IGM抗体が先に出てくる人(免疫を持たない人)は重症化する可能性がある。

このような話は、他ではまったく聞けなかった。

日本のコロナ死者数が欧米に比べて少ないのは、決して民度が高いからではなく、コロナに対するある種の免疫を持っている人が多いからである。

麻生大臣の論理通りなら、東アジアで日本は最低の民度である。韓国は日本より民度が高く、台湾の民度は神の領域になる。



この話以外にも、様々な発見、推論に満ちていて、次のYouTubeが楽しみであった。

現在およそ10回程見ることができる。

今は新たな提言も行っている。

最新だけ紹介します。デモクラシイタイムズが作っています。以前のも見てください。

ワクチン神話を疑え!SARSで17年ワクチンができないわけ【新型コロナと闘う 児玉龍彦×金子勝】


さて、このような大事な検査に国からお金は出ないのである。お金はほかの政府好みの研究機関に行っている。

そんなわけで、クラウドファンディングを行っているそうです。

私も寄付しました。

できれば、寄付をお願いします。

新型コロナ抗体大量測定で安心な社会を




gtkaudio at 01:02|PermalinkComments(0)欧米人 

2020年06月20日

ジャージーボーイズ


この頃は、パソコンで古い映画を観るのが楽しみになっている。

大画面でなくてよい、ノートパソコンで十分楽しめる。

ただ、音だけはいい音で聴きたいから安物のDAコンバーターを介して、オーディオシステムにつないである。



クリントイーストウッド監督の「ジャージーボーイズ」を何の気なしに観た。

良い映画だった。

貧乏な悪ガキどもが、音楽を頼りにフォーシーズンズというバンドで一世を風靡する。

4人のバンドであったが、才能あるものは音楽業界に残り、二人は去ってゆく。

才能のないものの哀しみも感じさせる。

映画は、歌の才能に恵まれ解散後もソロとして活躍するフランキーヴァリーを中心に描かれている。



貧乏人の悪ガキどもの成長を描いたこの種の映画、どうしたわけか好きなのである。

例えば、「ワンスアポンアタイムインアメリカ」も好きであった。

私は悪ガキだったわけではない。どちらかというとこの種の人間には近づかなかった。

ただ、貧乏所帯の集まった地域に暮らしていたことだけが共通点である。

そのことが郷愁を誘うのかもしれない。



映画の中で挿入されている曲は、新たな人たちによって歌われたもののようですが、それはそれでなかなか良かった。

私は、かつて若いころフォーシーズンズが好きだったわけではない。

それに、ポピュラーソングなんてというバカげた偏見もあった。

ただ、巷で流れていたのであろう、耳に残っているのである。

なつかしい。いやそれだけではない。

映画の中で歌われる曲は、改めて聴いてみると、なかなか味わい深いのである。



そんなわけで、EP盤を3枚買ってみた。

まずは、フォーシーズンズ最初のヒット。
Sherry The 4 Seasons Ortofon RMG212

フォーシーズンズの曲ではありませんが、後から加わるB.GaudioがRoyal Teensの同僚T.Austinとの共作したショートショーツ。これ、短パンのことだね。
Short Shorts Royal Teens Decca XMS + adapter + Ortofon AS212

映画の最後あたりで歌われる次の曲はカバーされることの多い名曲です。ちょっと演奏が耳に触りますが、声はいいです。
Can't Take My Eyes Off You Frankie Valli Ortofon SPU




gtkaudio at 01:20|PermalinkComments(0)オーディオ 

2020年06月09日

ユニバーサルアームでDecca XMSを鳴らすアダプター


 懇意のお客様から、アダプターが送られてきた。

IMG_0835

ユニバーサルアームでDecca XMSを鳴らすアダプターである。

お客様自作のアダプターで、丁寧に作ってあり、良い出来である。

RC75等のRCシリーズ時代のターンテーブルについていたアームの先端と、ユニバーサルアーム用シェルの後端、を合体させ、自作されたものである。



IMG_0836


IMG_0837


IMG_0838


IMG_0839

作りは簡単であるが、ここまで仕上げるのは大変だったと思う。

よく作ったなあ。

だいたい、良い音が出るかわからないのである。

こういうのは、苦労して作って、音を聴いてがっかりなんてことがよくある。

本当に、よく作ったよな。



聴いてみた。

良いのである。

XMS専用アームで鳴らす音とそん色ない。

通常使っているターンテーブルで、Decca XMSが鳴らせるのがなんともいい。

私見ですが、モノラルに関しては、XMSは最高なんですから。



送られてきたってことは、私にくれるということかしら。

訊いてみた。

ひとこと、ダメ。

そりゃそうだ。



GTKオーディオは、いつものように、いい、いいと言ってそれだけにはしません。

言葉だけなら何とでも言えますもんね。

オーディオは言葉ではないと思うのですが。

YouTubeで聴いてもらいましょう。


Serge Chaloff Body And Soul Ortofon SMG212 Decca XMS

Kenny Burrell Mule Ortofon SMG212 Decca XMS


GTKaudio


gtkaudio at 03:14|PermalinkComments(0)オーディオ 

2020年06月05日

女帝 小池百合子を読む


今評判、ノンフィクション作家石井妙子の女帝小池百合子 を読んだ。

昨日、読み始めたら止まらなくなった。

読むのは遅いほうだし、初めて読む作家は、その文章のリズムに慣れるまで時間がかかる私ですが、今回はスーと入っていけた。

一日と3時間ほどで読み終わった。


まあ、詐欺師だね。

詐欺師はそういうものだろうけど、自分のついている嘘を嘘と思っていないのだろう。

信じているように思える。

だから嘘が発覚しそうになっても、まったくうろたえることがない。

安倍首相もそのけはあるが、その上を行くのが小池百合子である。

全く動じない。

言いきりさえすれば、黒も白くなると確信している。


日本人にほとんどなじみのないアラブの言語を習得したといえば、検証できる人間は少ないのだから、なかなか発覚することもない。

そこが彼女の着け目なのだ。うまい。


塾で教えていたころ、女子中学生二人が話していた。

「先生に怒られたって、何言ってるかわからないふりをしてれば、あきらめてくれるわよ」

中学生でもこんな技術を習得するのだから、こういう大人が出てきても当然か。


小池百合子という有名人でなくとも、ここまで嘘で自分を飾る人間がいること自体興味深い。

安倍首相、小池百合子、恥を忘れた日本人、劣化も甚だしい。



GTKaudio



gtkaudio at 21:54|PermalinkComments(2)欧米人