2020年01月
2020年01月29日
GTKaudioからLeakのプリアンプをお買い上げのお客様へのお知らせ
GTKオーディオで、Leakのプリアンプをお買い上げ、または修理されたお客様への、無償改善のお知らせです。
GTKオーディオ開店以来お買い上げいただいたLeakプリアンプすべてが対象です。
Leakのプリアンプを修理していて、気づいたことですが、飛躍的に音を改善する方法がわかりました。
日頃連絡をいただいている懇意のお客様に対しては、電話またはご来店の際にお知らせして、店に持参いただき、その改善処置を完了いたしました。
皆様、音の違いに驚き、好評です。
音の改善点ですが、お客様からは次のような感想をいただいております。
まづ第一に、より安定した再生音になった。周波数帯域が広がり、それに伴い、情報量が増え、一音一音がより明確になった。
音の変化は、コンデンサを交換した際に感じた変化と同じくらいの大きなものでした。
この改善を施行したのは、このブログの一つ前のブログ「Leak真空管Varislopeモノラルプリアンプ 最初と最後の比較」からです。
Leak真空管Varislopeモノラルプリアンプ 最初と最後のプリアンプには、上記の改善が施してあります。
それ以前の音と比較することで、違いが判るかと思います。
同じものですが、次のリンクで、直近7つの映像が、改善されたプリアンプの音です。
GTKaudio
こちらで比較すれば、以前の音との比較がたやすくできると思います。
音の好みは人によって異なります。明確な音を嫌うお客様もいれば、枯れた音が好きなお客様さえいらっしゃいます。
そこらあたりは、好みですので、良く判断してお決めください。元に戻すことはできません。
GTKオーディオから購入されたお客様に対しては、無償で改善いたしますが、直接お持ちいただくか、郵送の際は、その費用をお客様でご負担ください。
無償期間は、本年4月末までです。
必ず事前にご連絡ください。連絡いただいた方から順に改善の処置をいたします。ご来店あるいは送付していただく日時はこちらで決めさせてください。
連絡なく送り付けることのなきよう、よろしくお願いいたします。
電話は、070-5013-6660
メールは、
gakuyujp@yahoo.co.jp
135-0048
東京都江東区門前仲町1-13-6 山本ビル3F
GTKオーディオ
それでは宜しくお願い申し上げます。
2020年01月13日
Leak真空管Varislopeモノラルプリアンプ 最初と最後の比較
追加です。
このブログを見た懇意のお客様から電話があり、次のようにおっしゃった。
「最終版のVarislopeプリアンプは、オーディオの知人たちのところで何台も聴いてきたけれど、どれも高音がきつく、Leakの中ではダメなプリアンプと思っていた。そんなことないんですね。今回聴いて、びっくりしました」
そうなのだ。直しをちゃんとしなければ、そんな風に思われてしまう。まともな直しもしないで、ああだこうだといったって、なんの意味もなさない。H.J.Leakに失礼ってもんだ。
最終版のVarislopeで、もう3曲。
Isao Suzuki Aqua Marine from Blow Up Leak Varislope Mono 最終
Isao Suzuki Like It Is from Blow Up Leak Varislope Mono 最終
YouTubeでは、圧倒するような低音の響きが伝わらないのが残念です。
追加終わり。

長年Leakの真空管アンプと付き合ってきて感じることは、機種が違っても音が変わらないことである。
H.J.Leakが、「俺はこの音が好きなのだ。だから変えない。気に入ったら買ってくれ」と言っているように感じる。
Varislopeのプリアンプ。時代によってさまざまなものが発売された。
すべて扱ってきた。
私はLeakの音が好きだから、どれも素晴らしいと思う。
音に責任を持っている会社だから、カスはない。
考えてみればすごいことである。
H.J.Leakは頑固だったのであろう。
芸能芸術の世界においては、頑固であることは必須のものである。
音は人間を表すものだから、他人が口をはさむ事柄ではない。
誰かに言われてあっちにコロコロ、雑誌を読んでこっちにコロコロでは、自分の音など見つけられない。
今の流行の音がこうだから、音を変えようなんて、ただの馬鹿がやることである。
俺は豆腐屋だから、豆腐しか作らない。
小津安二郎の言葉である。頑固なのだ。
自らの好みに執着しなければ、良い作品は作れないのである。
小津安二郎の映画もカスがないのに驚くと、松竹で小津と対立していた監督たちが対談しているのを読んだことがある。
前置きが長くなった。さてVarislopeプリアンプの話である。
Leakの音の一貫性を示すために、初代Varislopeと最後期Varislopeの音出しをしてみた。
比較するなら言葉でなく、音で示さなくちゃいけないと思っている。
好みは人それぞれなのである。ある評論家がこっちのほうが音がいいといっても、私はその評論家の耳を疑ってしまうのである。
それに、古い機種だから、修理の必要がある。修理で全く音が違ってくる。
音を出してみて初めて、自分の好みに合うかの比較ができるのである。
よくあることですが、レアな機器を購入して、音がいいと吹聴するオーディオマニアがいる。
他の人が聴いたことのない機種ならば、言ったもの勝ちである。
レアで音の良い装置をお持ちなら、音出ししてYouTubeにでも載せてくださいよ。
雑誌もそのくらいのことしてもいいと思いますよ。
また脱線した。音出ししよう。
初代と最終Varislopeの比較です。同じレコード同じ装置で、プリアンプだけを違えています。
最初はクラシック。
Rossini Streichersonate Nr.1 G-dur Moderato Neville Marriner Leak Varislope Mono 最終
次は私の好きなオーティスレディング、再発盤です。
Otis Redding Carla Thomas Let Me Be Good To You Leak Varislope Mono 最初期
Otis Redding Carla Thomas Let Me Be Good To You Leak Varislope Mono 最終
どうです。
どっちがすごくいいなんてことないでしょう。
このブログを見た懇意のお客様から電話があり、次のようにおっしゃった。
「最終版のVarislopeプリアンプは、オーディオの知人たちのところで何台も聴いてきたけれど、どれも高音がきつく、Leakの中ではダメなプリアンプと思っていた。そんなことないんですね。今回聴いて、びっくりしました」
そうなのだ。直しをちゃんとしなければ、そんな風に思われてしまう。まともな直しもしないで、ああだこうだといったって、なんの意味もなさない。H.J.Leakに失礼ってもんだ。
最終版のVarislopeで、もう3曲。
Suzuki Isao Body And Soul from Blue City Leak Varislope Mono 最終
Isao Suzuki Aqua Marine from Blow Up Leak Varislope Mono 最終
Isao Suzuki Like It Is from Blow Up Leak Varislope Mono 最終
YouTubeでは、圧倒するような低音の響きが伝わらないのが残念です。
追加終わり。

長年Leakの真空管アンプと付き合ってきて感じることは、機種が違っても音が変わらないことである。
H.J.Leakが、「俺はこの音が好きなのだ。だから変えない。気に入ったら買ってくれ」と言っているように感じる。
Varislopeのプリアンプ。時代によってさまざまなものが発売された。
すべて扱ってきた。
私はLeakの音が好きだから、どれも素晴らしいと思う。
音に責任を持っている会社だから、カスはない。
考えてみればすごいことである。
H.J.Leakは頑固だったのであろう。
芸能芸術の世界においては、頑固であることは必須のものである。
音は人間を表すものだから、他人が口をはさむ事柄ではない。
誰かに言われてあっちにコロコロ、雑誌を読んでこっちにコロコロでは、自分の音など見つけられない。
今の流行の音がこうだから、音を変えようなんて、ただの馬鹿がやることである。
俺は豆腐屋だから、豆腐しか作らない。
小津安二郎の言葉である。頑固なのだ。
自らの好みに執着しなければ、良い作品は作れないのである。
小津安二郎の映画もカスがないのに驚くと、松竹で小津と対立していた監督たちが対談しているのを読んだことがある。
前置きが長くなった。さてVarislopeプリアンプの話である。
Leakの音の一貫性を示すために、初代Varislopeと最後期Varislopeの音出しをしてみた。
比較するなら言葉でなく、音で示さなくちゃいけないと思っている。
好みは人それぞれなのである。ある評論家がこっちのほうが音がいいといっても、私はその評論家の耳を疑ってしまうのである。
それに、古い機種だから、修理の必要がある。修理で全く音が違ってくる。
音を出してみて初めて、自分の好みに合うかの比較ができるのである。
よくあることですが、レアな機器を購入して、音がいいと吹聴するオーディオマニアがいる。
他の人が聴いたことのない機種ならば、言ったもの勝ちである。
レアで音の良い装置をお持ちなら、音出ししてYouTubeにでも載せてくださいよ。
雑誌もそのくらいのことしてもいいと思いますよ。
また脱線した。音出ししよう。
初代と最終Varislopeの比較です。同じレコード同じ装置で、プリアンプだけを違えています。
最初はクラシック。
Rossini Streichersonate Nr.1 G-dur Moderato Neville Marriner Leak Varislope Mono 最初期
Rossini Streichersonate Nr.1 G-dur Moderato Neville Marriner Leak Varislope Mono 最終
次は私の好きなオーティスレディング、再発盤です。
Otis Redding Carla Thomas Let Me Be Good To You Leak Varislope Mono 最初期
Otis Redding Carla Thomas Let Me Be Good To You Leak Varislope Mono 最終
どうです。
どっちがすごくいいなんてことないでしょう。