2019年07月

2019年07月29日

WiFiとプロバイダ


GTKオーディオの門前仲町への移転の際、固定電話、光通信をやめてWiFiを導入した。

固定電話は、携帯があるのでほとんど使わなくなっていたし、光通信は費用が高すぎる。

移転以前からWiFiにすればかなり安くなると考えていたのである。



さて、どのWiFi を選べばいいのかとネットで調べていたら、パソコン通信の広告に腹が立ってきた。

一か月あたりの通信費の安い会社は、2年すると値段が上がる。

ひどいのになると2か月だけ安い価格を提示し、その額を前面に押し出して、宣伝している。

あとからあがることは、書いてあるとしても、気づきにくい工夫がしてある。

こんなことがどうして許されるのかよくわからない。

さらに縛りというものがあって、解約の際数か月分の解約費用を払わなければならない。

いったん加入したら、解約する人は少ないことを見越して、さらに解約をしないようにしばりを設けて、契約さえ取ればこっちのものという態度が見え見えである。

キャッシュバックも同じ考えから出来上がっている。



縛りが無くて無制限の、ある程度安い会社のWiFiと契約した。

遅くなることを危惧したが、ネットを見たり映像配信を観るくらいの私にとって、光の時代との違いは感じられなかった、

費用は約半額になったし、速度に不満もなかったので、自宅もすべてWiFiに換えた。

意識せずに、まったく使っていないオプションの費用も払っていたから、まあ整理がついてよかったと思っている。


ところが、全てを解約したと思っていたら、1080円の請求が自宅に届いた。

何に対する費用かが書かれていない。

ひかりを通して、TVを観ていたから、その費用だと思って電話した。

違っていた。

プロバイダ契約の分だとその電話で初めて分かった。



WiFiはプロバイダを必要としない。

プロバイダ契約も解除したつもりになっていたのだ。

請求および支払先は請負会社になっているから、わかりにくい。

自動引き落としにしている人は、まったく使っていないにもかかわらず、知らずに払っているなんてことも多いのではないか。

自動引き落としは、何の費用であるかわかりにくい。

請求書が届いても、プロバイダ費用であることがわからなかったのである。

明確に書いていないのだ。



コンピュータ関連の契約ははっきりと目に見えるものがないので、損をしていることもわからずただ払っているなんてことが大いに考えられる。

今回、プロバイダの会社に、使用実績がないのに、払っている人が多いだろうと話したら、否定はしなかった。

特に年寄りが多いのだと思う。

そこが付け目なのだろう。

まあ、おれおれ詐欺と通ずるものがある。



大会社?今は見え見えのことを平気でやる。


GTKオーディオ

gtkaudio at 03:25|PermalinkComments(0)欧米人 

2019年07月19日

Yahooブログからの引っ越し

Yahooブログの閉鎖に伴い、ライブドアブログに引っ越ししてまいりました。

長く勤めた会社による不採算部門の切り捨てにより、新たな会社に再就職した気分です。

Yahooブログでは、東京の門前仲町でオーディオ店を営んでいる関係上、オーディオ関連の記事を多く書いてまいりました。

至らない点もあるとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

Yahooブログで私が記事を書いた際、連絡が届く設定をされていた皆様は、ライブドアブログでの再登録が必要になると思います。ご面倒をおかけしますが、こちらもよろしくお願い申し上げます。


さて、あいさつ代わりと言ってはなんですが、YouTubeに新たな曲をアップしましたのでお聴きください。

Isao Suzuki Angel Eyes from Black Orpheus Wharfedale Sandfilled Ortofon SPU 鈴木勲



gtkaudio at 04:32|PermalinkComments(0)オーディオ 

2019年07月09日

BJアーム その2

追加です、
追加終わり。


前回のBJアームの修理では部品のベアリングが足りなくなっていました。

ベアリングは直径が3㎜ほどの小さな部品で、分解するとコロコロと落っこちる。

最初からなかったのか、落ちた時に無くなったのかわからない。

2個ほどないから、むやみにネジを突っ込んだ状態で済ませることにした。

お客様にも断って、この状態で使ってみてください、うまくなければまた直しますと、了解していただいた、

やっぱり駄目だったそうである。

きくと、お客様もう一個BJアームをお持ちとのこと、そのベアリングを使って、ちゃんとしたアームを一個できるのでは。

苦労してようやく1台ができた。


さて、部品を取ってしまった残りの一台をどうにかしたくなった。

探してみたらよいものが見つかった。

プラリペアというものである。

イメージ 1

もしかしたら、プラスチックでベアリングが作れるかもしれない。

やってみた。

お湯で柔らかくした部材に金属のベアリングを押し付け、型を取る。この部材、型取りくんというらしい。

イメージ 2
イメージ 3

それで作ったのが、こんなものである。

イメージ 4

肉眼で見ると、うまくできたかと思っていたが、写真で接写すると、なかなか気泡も入ってあまり良いとは言えない。

まあ、この辺は適当である。

写真の後ろ側のバリを整形して平らにし、キリで凹みを付けることで、先のとがったネジを受けるベアリングが完成する。

イメージ 5

XMSカートリッジを受ける黒い部品に、ねじが2個みえる。ねじの先端はとがっている。

このネジは上下についているから、4個の受けが必要である。

それを作った。

この部分、そんなにデリケートではなく、意外と鈍感である。

だからうまく行くだろうとの予感があった。

うまくいったと思う。

ちなみに、画像では後ろにガムテープが貼ってある。

このアームは、針圧調整ができないタイプである。硬貨を積み重ねて、適正針圧になるよう調整している。

YouTubeに載せたので、聴いてみてください。


なんだかなー、プラスチックのベアリングのほうが、音がいいじゃん。

耐久性はわからないが、ダメになったら交換だ。

まあ、使えないよりはずっといい。


話は変わるけど、このごろモノラルやSPばかり載せているので、うちのシステム、ステレオはよくないと思われているのかも。

それもしゃくな話である。ステレオも載せておこう。

鈴木勲のBlue Cityだ。

そういえば、塾の生徒に同姓同名の鈴木勲がいた。

生徒の話では、お母さんが鈴木勲の熱狂的ファンで、この名前を付けたそうである。

そのために鈴木さんをだんなさんに選んだのではないと思うが、なかなかやるもんである。


ベースが魅力。

音は太くなくちゃつまらねえ。

綺麗な音? どうでもいいや。そんなもの目指しちゃいない。

人間と対峙したいんだ。



gtkaudio at 04:05|PermalinkComments(0)オーディオ