2018年09月
2018年09月29日
Garrard Model-Tの周波数変換器による速度調整
これから書くことは、正規の方法ではありません。
周波数変換器(インバーター)には、危険と書いてあります。
私は自己責任でこのような使い方をしております。
やってみる方も、自己責任でお願いします。
Garrard Model-TにDecca XMSカートリッジを付けて使っております。
お客様がいらして、気に入られ、ほしいとおっしゃいました。
それまでは私の手持ちレコードを聴いていました。
お客様のSPレコードをかけた時です。遅いとおっしゃる。
さらにLPは速いとおっしゃる。
驚きました。
お客様のおもちの蓄音機もプレーヤーもすべて速度調節ができるそうで、正しい速度で聴いておられる。
いつも聴いているから違いが分かるらしい。
私などはぐうたらですし、耳もそんなに良い方ではないので、そんなことは気にならない。
そうかそんな人もいるんだと、再認識した次第です。
それならどうにかしたいと思った。
それほど高価でないプレーヤーには速度調節が付いていないものが多い。
それでいて、音はよいものはいくらでもある。
トーレンスのTD150やTD160なども良い音はするが、速度調節は付いていない。
音色と正確性は別物である。
スペックなら、ダイレクトドライブでしょうけど、音を聴いたら選ぶ気にならない。
さてスピードコントロールはできないもんだろうか。
インバーターの技術があるのだから、そんな機器があってもいいのでは。
探してみた。
うーん、入力単相100V、出力三相200Vならある。
200Vは、Model-Tが英国製だから問題ない。100V用に換えた配線を、200V用に戻せばよい。
問題は三相交流である。
ここで電気知識のあるお客様に電話をする。
三相のうち一相だけ使って、回せないかと聞いてみた。
大丈夫だとおっしゃる。
電話をしながら、お互いパソコンで機器を捜してみた。
仕様を見たお客様、一相だけだと保護回路が働いて、遮断されそうだとのことであった。
そうか使えないか。
その間もお客様、単相100V出力はないかと探してくれていた。
お客様、見つけた。
入力単相100V、出力単相100Vらしいという。
Panasonicの換気扇用インバーターFY-S1N02Sである。
パルス出力だとノイズが載らないかと心配したが、乱れはあってもサインカーブに近い出力になっている。
正価は5万円以上だけれども、B級品なのか、半額以下のものが見つかった。
実験だ、購入してみた。

正面に危険と書いてある。
実験だ、許せ。感電しても俺の責任だ。
鳴らした。
いいじゃん。
少なくとも家庭電源と遜色ない。充分だ。
ストロボで速度を変化させてみた。
実験の模様である。インバーター蛍光灯が悪さをして、はっきりわからないので、暗くして実験した。
ストロボの電源は家庭用電源をそのまま使っています。50Hzです。
78回転、いちばん内側の縞模様が止まって見えるときが正常回転。
正常回転状態の周波数を確認してから、周波数を低くして遅くし、その時の周波数を確認。次に、周波数を高くして速くし確認、正常回転に戻して確認の手順です。
危険と書いてあるくらいですから、自己責任が持てない方は真似しないでください。
2018年09月25日
デジタルとアナログ
ほんの5,6年前のことだったと思う。
若い人はデジタルのハイレゾ、アナログは年寄りだけと色分けされていた。
私は、若い奴らにアナログの良さはわからないんだろうと思っていた。
若い人たちは、高い音を聴き分ける能力を失った老人のやっていることなんて信用できないと思っていたのであろう。
オーディオは耳の機能が優秀であれば、良い音が出せるというバカげた考えに取りつかれているのである。
目の機能が優秀であれば、文学がより理解できると思うくらいバカげている。
オーディオは、芸能芸術の分野に属する。
良い音を出すには、経験とある種の才能が必要である。
楽器の奏者は自らにとっての良い音を出すために日々研鑽する。
どんなに良い楽器を使っても、奏者が駄目なら、音も駄目である。
オーディオもどんなに良い装置を使っても、自らが出したいと思っている音なのかどうかを自分で判断できなければ、望む音が出るはずがない。
その判断能力が最も大切なことである。
その際他人の判断は、全くあてにならない。
芸能芸術の分野である。自らの好みだけが頼りである。
人類全員がよいと思う音なんて存在しない。
ある小説に感動する人もいれば、毛嫌いする人だっているのである。人間にはそれぞれ好みというものがある。
自分の好みで突っ走るしかない。
他人を頼ることに意味はない。
さて最初に話をもどそう。
今、若者がアナログに興味を示しているという。
おそらく、YOUTUBE等で聴いて、再認識したのであろう。
若い奴らにアナログの良さなんてわからないと考えた私の判断はどうやら間違っていたようだ。
考えてみれば当然である。
年寄りでも、トランジスタアンプがでれば、真空管アンプはごみのように捨て、CDがでれば、レコードプレーヤもごみのように捨ててきたのがオーディオの世界である。
音のわかる若者もいれば、音のわからない年寄りもいるということである。
1950,60年代オーディオのゴールデンエイジ以降、オーディオの進歩とは、手軽に一定程度の音が聴けるようになったことぐらいであると私は思っている。
芸能芸術としてのオーディオは、下降線をたどっている。
YouTube上での私の音です。
この頃はモノラルが私の好みです。
2018年09月15日
2018年09月04日
Yahooブログの訪問者数の異常
Yahooブログの訪問者数が、異常に少なくなってから5日ほど経つ。
Yahooに問い合わせたら、異常は掌握しているらしく、正常になるには時間がかかるとのことであった。
異常に増えているブログもあるらしい。
Yahooが作ったシステムのバグであれば、すぐに直るはずである。
システムが、何らかの攻撃を受けているのであろう。
Yahooも認識があるなら、今出ているカウンタに異常があると、すべてのブログに表示すべきではないか。
訪問者数などは、大した害にならないからいいけれど、次はもっと害になるところを狙うという警告だとしたら恐ろしい。
9月6日に、Yahooから、訪問者数異常は解消されたとの連絡があった。