2015年06月
2015年06月26日
読書スピード 新平家物語
昨日、吉川英二の新平家物語を読み終えた。
8か月弱かかったことになる。
普通の読書スピードの人が、約100時間かかる本である。
毎日2時間読んだとしても、50日である。
私の場合、読書スピードが遅いので、160時間ぐらいだった。
80日である。
読むのは布団に入って寝る前である。
読んでいるうちに寝入ってしまう。2時間も読むはずもない。
途中、小津安二郎関連の本を何冊か読んで、新平家物語は読まなかった時期もある。
だから8か月。こんなものであろう。
昭和25年から、7年間の連載小説だったというから、それよりは早い。
面白かった。
高校時代、大衆小説だろうと馬鹿にしていた。
こちらが馬鹿だったのである。
2015年06月11日
Danny Boy Harry Belafonte
ヤフオクで、Vitavoxの12インチスピーカーを売る際に、試聴用に鳴らしたハリーベラフォンテのダニーボーイです。
音の良いことで有名なカーネギーホールコンサートの録音盤です。
YouTubeで聴いても、歌唱録音ともに素晴らしいことが分かるはずです。
今日聴いていて、これも紹介したほうがよいと思いました。
聴いてみてください。
ちなみに、Vitavoxはもう売れてしまってありません。
次も紹介しなかったかもしれません、人気があります。
結局、私にとって大事なのは、情感を伝えることができるかどうかです。
皆さん、その辺のことはお分かりのようで、情趣を感じさせる音を出している曲の再生回数が多くなっています。
どんなにきれいな音でも、スカスカではつまらないと思ってくださる方が多いことは、私にとって大変心強いです。
歴史の検証を経ていまだに名機と呼ばれる機器は、趣(おもむき)を持った音をしているものです。
太い音がするか、情趣を感じさせる音がするか、この2点が私にとって良い音の基準なのです。
音を分解して、高音がどうの、低音がどうの、なんて議論は私にとってどうでもよいのです。
そのような議論が好きな人たちは、お話し相手は多いでしょうから、そちらで勝手にやっていてください。
ただ、太くもない音を太いと言って、でたらめなことを言うのはやめてほしいです。
次も人気があります。
こうしてみると、すべてGoodmansですね。
Vitavoxも、古いGoodmansの筐体と同じものですから、Goodmans製のようです。
アルニコ時代のGoodmansは、本当に良い音をしていました。
Axiom80だけではないのです。
こんなんもあります。Wharfedaleですが。