2014年10月
2014年10月27日
2014 真空管オーディオフェア
2014真空管オーディオフェアが終わって、少々疲れていた。
ようやく体も回復してきた。
今はオーディオフェア以前に頼まれた積み残しの仕事をこなしている。
まあ、オーディオフェアもうまくいった。
1日目は、お客も多く音を出すことで手いっぱいだった。
2日目、台風の影響か少し手の空く時間もでき、話しかけてくださったお客さんと、ゆっくり話もできたので、ちょうどいい塩梅であったように思う。
オーディオフェアの感想の書かれたブログを読んでいたら、音をほめてくださっていたのはうれしかった。
ただ気になることが書いてあった。
私がレコードを鳴らしているとき、にこにこしていたというのである。
嘘だろうと思った。
オーディオフェアに来ていた友人に、これ嘘なんじゃないと聞いてみた。
「お前、レコードを鳴らしているときも、お客さんと話しているときも、いつも楽しそうににこにこしていたぜ」
意表を突かれた。へーそうなのか、まったく無自覚だった。
音場を良くするために立てかけた段ボールの効果か、砂入りのターンテーブルが効いていたのか、店で出す音と同じくらい良い音で鳴っていたのに気を良くしていたのかもしれない。
一面へらへらしているようで、ダメ男でもある。
若いころの自分と比べて、一種の感慨はある。
若いころはこのように無自覚ではなかった。
常に自分が他の人からどう思われるかを気にしていた。
他人からこういう人間であると思われたいと私自身が望む人間像を作り上げ、それに沿った振る舞いをしていた。
特に気を付けたのは、お人好しであると思われないことであった。
母の影響が強かったのだと思う。
子供のころ。私がお人好しの部分を示したとき、常に母の冷たい視線を感じた。
他人に伍してゆくとき、男はそうであってはならないと、母は心配していたのだと思う。
ただ、母を介護していた時、何だ、そんなことかと思った。
私のお人好しは、なんてことはない、多分に母の血を引いているのだと母の振る舞いから感じたのである。
お人好しがなぜいけないか。
お人好しであることが分かると、他人はそこを突いてくるのである。
甘く見るのである。
若いころはそのような隙は見せないように振る舞っていた。
そのような他人ともうまく付き合うすべであった。
常に自分の振る舞いを意識することは苦痛である。
いつからか違った人間を演じることをやめたのである。
お人好しとみられて結構である。
わかったことがある。
その種の他人とはかかわりを持たなければよいのである。
面倒な人間とは、関係を断つ。それだけである。
考えてみれば、そういう職業を選んできた。
以上が、オーディオフェアで、常ににこにことしていたと指摘されたことで感じた感慨である。
にこにことしていたことに無自覚であったことがなんともうれしい。
2014年10月15日
YouTubeのアカウントが削除されました。
なるほど、YouTubeのアカウントが削除されました。
わかってきました。
私の動画が気に食わなかったのは、たぶんSandfilled Turntableの防振効果だったのですね。
著作権侵害を利用して、私のこの動画を見られなくしたかったのでしょう。
削除が始まったのもこの動画をアップ後ですし、真空管オーディオフェアが終わって、皆さんがアクセスする時期を狙ってわざわざしたのですから、そうなのでしょう。
才能のないものは、才能に嫉妬するものです。
音を作り出すことも一つの才能だと思っています。
嫉妬するのはいいですけど、つまらない行動に移すのは、馬鹿げています。
まあ、YouTubeで私のアカウントをつぶしてやろうとパソコンに向かっているこの人の顔を想像すると、ちょっと悲しい気分になります。
匿名性が担保されると、何でもやってしまう人がいることは、パソコンが導入されてから、しばしば見せつけられてきました。
他人に見つからなければやる、見つからなくてもやらない、を区別するのは、その人の倫理観なのだと思います。たぶんその人の品格を決める大事な要素です。
私は、匿名性の中でしかものが言えない人たちを軽蔑しております。
もちろん大きな権力を持ったものから自らを守るときには別ですが。
まあいいでしょう。このようなことがあると、かえって注目もされようというものです。
新しいアカウントを取得しました。
ただ、なぜか私の名前のアカウントになってしまいました。まあいいかって感じです。
メディアにSandfilled Turntableの防振効果の画像が残っていましたので、YouTubeにアップしました。
以前と同じものですが、見てください。1959年のレコードです。
Sandfilled Turntableの台座は、このようなきわもの的実験で人を驚かせるだけでなく、何といっても音がよいのです。
これからは、音の良くなったターンテーブルで心機一転、50年以上前のLPを中心に、YouTubeにアップして行きますので、よろしくお願いいたします。
2014年10月13日
2014年10月08日
浅川マキ 朝日楼(朝日の当たる家) 強制削除
さて今度はちあきなおみのCDの強制削除である。
明らかにこのブログを読んでいる。
なぜ私に狙いをつけたか。
音が良すぎるのである。
音が良くないとそのCDを買わないのですけどね。
面白い、じっくりと見ていこう。
ちょこちょこやってくるのは、俺の力をもってすれば、お前などつぶせるよ、と言いたいのだろう。
自分の力ではないのだ。バックの会社の力だ。
このような楽曲を生み出す人たち、それを魅力的に表現する人たちの力だ。
さらに、魅力ある音とは何かを追求する素晴らしい感受性を持った録音者の力だ。
こんなことの担当になっているのは、よほど才能がないのだろう。
才能は創造性だよ。
音を生み出せない担当者が、自分の力かのように錯覚している。
音楽業界にいるのなら、音を作り出せよ。
浅川マキの紀伊國屋ホールライブ盤の朝日楼(朝日の当たる家)が、YouTubeから強制的に削除された。
初めてのことだ。
あと2回このようなことがあると、私のコンテンツはすべて削除されるそうである。
まあいい。
1971年12月31日の録音だから、1972年発売のはずだ。
2022年になれば、著作権が切れるから、生きていればその時アップしよう。
そんなに気に食わないのですかね。
今や、持ちつ持たれつのようにも思えるのですが。
おそらく、LPがデジタル音源より明らかに魅力的に鳴ることが許せないのであろう。
浅川マキが拒否していたCDでも出すつもりなのだろうか。
今調べたら、CDは早くも出ていたんですね。
2014年10月05日
Sandfilled Turntableの防振効果(vibration-proofing effect )
昨日アップした防振効果の映像は、著作権の問題か、スマホやタブレットでは見ることができませんでした。
もっと古いレコードで、トライしました。
これならどうでしょう。
時々入るのは私の鼻息です。お聴きぐるしい点、お詫びします。
Sandfilled Turntableの防振効果についての実験です。
通販のきわもの的実験に近いものですが、なかなか興味深い。
このターンテーブルの静粛性は際立っています。
おそらく、モーターから出るノイズ等を完ぺきなぐらいに吸収しているものと思われます。
私自身は、防振などというものを目指していたわけではなく、心地よい振動になればと思っていたのですが、振動抑制の思わぬ効果に驚いています。
ある意味、皆さんが予測されていた防振の考えが実証されたわけで、私としてはちょっと残念な気分もあります。
とにかく、論理的に考えるより実践してみなければ、どちらに転ぶかわからないものです。
すべてはやってみて、結果的に良い音が出るかです。
さて実験をYouTubeにアップしました。衝撃的です。