2014年02月
2014年02月19日
Leak Point One Stereo + Stereo60

Leak Point One Stereoプリアンプと、同じくLeakのStereo60メインアンプの調整が完了しました。
お客様は、Tannoy 15"シルバー入りのオリジナルGRFで鳴らされるとのことです。
店での試聴は一度していただいております。
そのときは、電源部のオイルコンの容量が少ない状態で聴いていただきました。
取り寄せたオイルコンを増強し、細かな調整をして納品できる状態になりました。


店を離れることになりますので、YouTubeにアップしました。
15"シルバーのオリジナルGRFに対して、12”ゴールドのチャトワースですからなんともいえませんが、店のチャトワースもがんばってくれています。
まずはCDを鳴らします。
続いてレコードで映画音楽、
次はクラシック、
最後に、78回転SP盤をDeccaカートリッジで聴いてください。
今は細くて高音に偏った声が主流ですが、このように太くて強い声が好まれた時代もあったのです。
使われている真空管は、基本Mullardです。
メインのトップにだけ私の好みで、ダイヤマーク付きテレフンケンを使っています。
EL34はxf2ですが、 1ペアーはダブルゲッターです。
ダブルゲッターは人気ですが、私にはシングルとダブルの音の違いがわかりません。
私、細かな音の違いはわからないほうです。
私にわかるのは、太い音であるか、情趣を感じさせる音であるかだけです。
この2つの要素のない音にまったく魅力を感じません。
音の芸術性は、ここにあると思っております。
2014年02月14日
2014年02月10日
発光ダイオード
私だけかもしれないが、発光ダイオードの色が嫌いである。
発光ダイオードを多用して、ライトアップしているのを観ると、止めてくれという気分になる。
色がどぎついのである。
たとえば青。
青は刺激的な色ではないはずだ。
発光ダイオードの青は、最も刺激的である。
品というものがない。どぎつい。
私から見てどぎつい色使いのライトアップを、「ワーきれい」などというのを聞くと、「俺の感覚はおかしいのか」とも思うが、私にはまったく良いとは思えないのである。
ソチ五輪の開会式の色も嫌いなら、東京スカイツリーのライトアップも嫌いである。
すべてのものがにじんで見える湿気の多い日本の気候風土に、あの種の色遣いは合わないと思うのだが。