2011年12月
2011年12月28日
2011年12月18日
オイルコン
何度オイルコンについて書いたことでしょう。
また書きます。何度書いたって良いと思っています。
以前書いたのは、カップリングコンデンサーをLeak製造当時の英国製オイルコンで、いまだに絶縁抵抗もしっかりしたものに交換することで、音が段違いに良くなるというものでした。
当然、電源関連の電解コンデンサーも、オイルコンにすることを考えました。
木製の台を作り、モータースタート用オイルコンを使って、実験してみたことはありました。
ただし現行品でした。
アンプは安定し、音も良くなりました。これぐらいのものだと高をくくっていたのです。
何か根本的にやり直さなければ、ブレークスルーはないなと感じたのは、真空管オーディオフェアーでした。
去年はうまくいったのに、今年は駄目だったのです。
持って行ったスピーカーに問題があったことは確かですが、アンプ自体もどうにかしたいと感じました。
それで電源関連の電解コンデンサーをすべて、当時の英国製オイルコンで置き換えてみることにしたのです。
木製の台は、モータースタート用に作っていたものを使いました。
英国製オイルコンは、購入して溜め込んでいたものがありました。
テストする条件は整っていたのです。
ただ、電源部分でそうは変わらないだろうと思っていました。
部材はすべて手元にありましたから、変更は簡単でした。
やってみて初めてわかりました。
驚くほど変わったのです。
決して小さな変化ではありません。
音の根本にかかわるような変化です。
音自体にも芸術性があるとしたら、私自身はあると信じていますが、まさにこのような音であると感じさせてくれるような音でした。
Leak TL/12.1は、電源部分もオイルコンが使われ、人気も破格のものです。
Westernの古いアンプも、同様に電源はオイルコンです。
これらの人気の秘密は、おそらく電源のオイルコンにあるようですね。
私は、小さなことにかまけて、遠回りをしていたようです。
欠点は、高価なことですが。
2011年12月11日
Wharfedale W3 スピーカー

Wharfedale W3 スリーウェイスピーカーです。
前回のブログで、ウーハーをフルレンジに戻したあのスピーカーです。
この箱を使い、12インチ(30cm)フルレンジだけを利用するつもりでした。
ツイターもスコーカーもアルニコの立派なものです。


ツイターのアルニコ磁石の大きさには驚かされます。
Super3といわれる有名なツイターです。

ツイター、スコーカーの配置も独特です。
ツイターは真上を向き、スコーカーは聴き手の方向より少し上向きに配置されています。
Wharfedale特有の方法です。
今日、ブログを見られた懇意のお客様が来店され、ツイターとスコーカーをそれぞれペアーでご購入されることになりました。
参考のため、あのフルレンジにこれらのスピーカーをつけた状態で聴いてみたいとおっしゃいます。
うー、フルレンジも購入されると言い出されるのでは。私が使いたいのですが。
フルレンジはネットワークを通さずに、そのまま音を出し、ツイターとスコーカーはネットワークを通して実験してみたいとおっしゃいます。
私もやってみたいとは思っていたのですが、どうも面倒だなとやらないでいたのです。
お客様のご要望です。私も興味はあります。
あのフルレンジも手放すことになるのではと恐れながらも、やってみることにしました。
あまり良くなければ、フルレンジは残ります。
片方だけは配線が残っておりましたので、接続しなおして、実験しました。
げ・・・・、いい。
当然お客様はすべて購入されるとおっしゃいます。
うー、きたー。購入攻撃だ。
こんな音が出るのに、分けて売るなんてもったいないとおっしゃるのです。
まあ、その通りです。なんもいえません。
射殺されました。
結局、私の手から、あのフルレンジはさよならすることになったのです。
まあ、ばらしたもう一方のスピーカーを配線しなおさなければなりませんから、しばらくは店にありますが。
考えてみれば、すべてが最高級のものです。
ユニットはすべてアルニコ仕様。
空芯コイル。
コンデンサーはすべてオイルコン。
筒型のブロックコンデンサーは、電解コンのように見えますが、Huntsのペーパーオイルコンデンサー12uFです。
現在良いといわれているすべてのものがそろっています。
これだけそろっていれば、音が悪いはずがない。

私思うのですが、あのウーハーに貼られた発泡スチロールが唯一音を悪くしていたのでは。
しかし無茶苦茶するもんですね。
2011年12月05日
Wharfedale 12インチ
今店です。そろそろ帰らなければなりません。
文はあとで家に帰ってから書きます。
なぜか私は、目的地の前で立ち尽くすことが多い。
上の「家に帰る」という文を書いたとき、9時30ごろであると思っていた。
10時にはスーパーが閉まる。
だから急いでいた。
帰り道、スーパーに立ち寄った。
スーパーの前で、呆然と立ち尽くしていたのである。
閉まっている。早仕舞いか。
疑念がわいた。携帯で時間を確認。10時をとっくに過ぎている。
店の時計の野郎、俺をだましゃあがった。
さて本題に入ろう。
WharfedaleのW3スリーウェイスピーカーは以前から店にあった。
3年ほど前に購入したものである。
ツイターとスコーカーはともにエッジがぼろぼろで、専門家に直してもらっていた。
ちゃんと直ったにもかかわらず、どうも音が気に入らなくて、邪魔扱いをしていた。
いつかユニットを取り出して、ウーハーに使われている12インチをフルレンジとしてに使えないかと考えていた。
うしろから見ると、アルニコ仕様のフルレンジRS/DDにそっくりである。
スピーカーボックスに入ったままで、直接結線し鳴らしてみたことはあった。
フルレンジとは思えない。高音が出ていない。やっぱり駄目だとあきらめた。
フルレンジとウーハーでは、価値がまったく違う。
もうばらすしかないと思いながら、時は過ぎた。
今日(本当は昨日)、ようやくばらばらにする決心がついた。
ツイターもスコーカーもアルニコ仕様である。これだけでも価値はある。
ユニットを取り出した後の箱に、10インチのWharfedaleを入れるつもりであった。

ウーハーを取り出して、初めてわかった。高音が出ないはずである。
コーン紙に発泡スチロールが貼ってある。上面だけ黒く塗られている。
フルレンジをウーハーに変えるための工夫なのだ。
おそらくウーハーを開発する前の段階で、フルレンジを利用していたのである。
この後開発されたウーハーは、磁石が乗るところのフレームが四角くなっているので、区別が容易につく。

さて、発泡スチロールを取り除きたい。フルレンジとして使えれば言うことはない。
以前10インチでも同じように発泡スチロールの付いたものがあった。無理やり取ったら、だいぶコーン紙がはがれてしまった。
あの失敗は繰り返したくない。
ラッカーシンナーで発泡スチロールを溶かすことにした。
接着剤は無理だろうけど、発泡スチロールは、シンナーをたらすと泡を吹いて溶け出す。
コーン紙と発泡スチロールの隙間に、少しずつシンナーをたらしていった。
どんどん溶ける。
発泡スチロールが取れた。
接着剤だけになった。
接着剤は溶けた感じはしないけど、さらにシンナーをたらして、少しずつ剥がすと、ほんの少しコーン紙の表面が毛ばたつぐらいで、コーン紙自体のダメージはそれほどでもない。
下の画像は、半分接着剤を剥がした状態。

全部剥がした。まだシンナーは乾いていない。しみは残る。
それでもフルレンジとして使えるなら、満足である。

さあ、テストしてみる。
W3の箱に再度装着した。箱は小さくて、30cmのスピーカーがぎりぎり入る大きさである。
すばらしい、フルレンジそのもの。
今まで8インチで聴いていたけれど、12インチはやはり余裕がある。
人の声がなんともいえない。












