2008年05月
2008年05月25日
Leak Point One StereoとStereo 50続き お客様のご感想
コンデンサーを交換したこれらのアンプは今、お客様のもとにあります。
ご感想をいただきました。参考までにお読みください。
本日セッティングをして聴いてみました。
予想以上に解像度が高く,S/N比も良くなっており特に高音の伸びは十二分に満足の行くものでした。
大変感謝しております。
TL/12と比較して(モノラルで)試聴してみました。
低音の響きはTL/12のほうが少し勝っておりましたが中・高音域の伸びと解像度はTL/12より勝っておりました。
もう少し聞き込んでいきまた気づいたことを連絡させていただきますが,大変満足しております,ありがとうございました。
満足されたようです。安心しました。
私が聴いたところでは、コンデンサーの交換で低音の改善が際立っているように感じましたが、TL/12の方がまだよいそうです。
なんと言っても、TL/12.1はLeakのフラグシップですから、比較されると厳しいものがあります。
残念ながら、TL/12.1は高価すぎて、私は聴いたことがありません。
TL/10は2台所有し、ステレオで聴いております。
TL/10でさえも、後期のStereoシリーズに比べると、余裕の音がしますから、お客様の感想も納得できます。
アンプの音はコンデンサーで決まると申し上げても、過言ではありません。
私は、コンデンサーはすべての部品の中で音に影響を与える最大のものと思っております。
ご感想をいただきました。参考までにお読みください。
本日セッティングをして聴いてみました。
予想以上に解像度が高く,S/N比も良くなっており特に高音の伸びは十二分に満足の行くものでした。
大変感謝しております。
TL/12と比較して(モノラルで)試聴してみました。
低音の響きはTL/12のほうが少し勝っておりましたが中・高音域の伸びと解像度はTL/12より勝っておりました。
もう少し聞き込んでいきまた気づいたことを連絡させていただきますが,大変満足しております,ありがとうございました。
満足されたようです。安心しました。
私が聴いたところでは、コンデンサーの交換で低音の改善が際立っているように感じましたが、TL/12の方がまだよいそうです。
なんと言っても、TL/12.1はLeakのフラグシップですから、比較されると厳しいものがあります。
残念ながら、TL/12.1は高価すぎて、私は聴いたことがありません。
TL/10は2台所有し、ステレオで聴いております。
TL/10でさえも、後期のStereoシリーズに比べると、余裕の音がしますから、お客様の感想も納得できます。
アンプの音はコンデンサーで決まると申し上げても、過言ではありません。
私は、コンデンサーはすべての部品の中で音に影響を与える最大のものと思っております。
2008年05月19日
Leak Point One StereoとStereo 50
友人が来たついでに、Leak Point One StereoプリとStereo 50メインの音を聴いてもらっている。
友人は私より、細かい音の違いを聴き分けることができ、明確に言葉にしてくれるから、頼りになる。
このセットは、店でVarislope StereoとStereo 20の音を聴かれたお客様から、オイルコンの交換を依頼されたプリメインのセパレートアンプである。
「そうだろう。だけどStereo 50のせいではないんだ。プリアンプに使われているオリジナルのHuntsコンデンサーの内部抵抗が、2,000MΩ以上のすばらしい状態だったから、交換していないせいだよ」「オリジナルを大切にするか悩んでいる所なんだ」と私。
ここでプリをVarislopeに交換する。
「全く違うな。Varislopeのほうが良い。お客さんが、オリジナルの音を聴きたいのか、それとも良い音が聴きたいのかって事だよ。良い音を聴きたいはずだよ。だけど、コンデンサーを交換すれば、この音が出るのか?」と友人。
「うん、出る」
もう、何台もコンデンサーを交換して、どのように音が推移するかは分かっているので、自信を持って言える。
オリジナルを大切にするために、Huntsのコンデンサーは交換しないつもりとお客さんにも納得していただいたけれども、2,3日音を聴き続けているうちに、これは交換すべきだと思い始めた所だった。
ちょうどよいタイミングで、友人が背中を押してくれた。
翌日、交換した。
出た。
この力感、この躍動感、Huntsでは出なかった音だ。
Huntsはもっと良い音がするはずなのに、内部抵抗だけでは分からない他の要素があるのだろうか。
写真は、今回の依頼品です。
Point One Stereo pre-ampはアメリカ仕様、英国仕様とは前面のパネルとつまみだけが異なります。
Stereo 50もアメリカ仕様ですので、100Vで動作します。
Stereo 50のゴールドタイプは珍しいと思います。
両者ともに、美品です。
最後の写真は、今回取り除いたコンデンサーです。
2008年05月02日
LS3/5aとLeak
一時期、Rogers Cadet靴離灰鵐妊鵐機Mullard Mustardを新品に交換して聴いていました。
スピーカーはアルテック755Eをバッフルボードにつけたものでした。
かなり良い音でした。Yahooにも出品し、購入された方にも好評でした。
コンデンサーを新品に交換したにもかかわらず、最高で9万円、ひどいときには7万円で売らなければならず、馬鹿らしくなって、今はやめています。
その際、Rogers LS3/5aを鳴らすのにはどうかという質問をいただきました。
当時はLS3/5aを持っていませんでしたので、その旨答えていたのですが、同じ質問をあまりに多くいただくので、購入しました。
聴いてみると、Leak Stereo20,Rogers Cadet靴箸癲△△泙衫匹げ擦呂靴泙擦鵝
LS3/5aの音はこんなものかと,諦めて、時には切り替えて聴くことはありましたが、755Eで聴くことがほとんどでした。
あれだけ人気があるのだから、うまく鳴らせばよい音で鳴るはずです。
私は、細かいことで努力するタイプではありません。
小さな変化を追及し、音を仕上げてゆくなど出来ないタイプです。
ケーブルはNeglexで充分、高価なケーブルなど馬鹿らしいと思ってしまうのです。
セッティングもスピーカーは置くだけです。
あまりにひどいと思ったのでしょうか、友人が木の台を自作してくれました。
それでも、その友人、LS3/5aはもっといい音で鳴るはずだよと、不満そうにしていました。
まあ755Eが良い音で鳴ってくれていたので、これで良いと思ってしまいます。
音は改良することで、大きく変化してくれなければやる気が起こりません。
細かい変化を求めてセッティングする人を、批判しているのではありません。
私の性格を述べているのです。
コンデンサーを交換することは、天と地の違いほどに音を大きく変化させます。
コンデンサーに比べれば、真空管による音の違いなど、小さなものです。
そうこうしているうちに、TCC Metalmite 0.1uFの新品が手に入りました。
0.25uFはPlesseyがありましたので、Leakのオイルコンをすべてオリジナルの新品で交換できます。
当然交換しました。
驚くほど音が良くなりました。
さらに、TCCのオイルコンでセラミックエンドの0.1uFが手に入りました。
50年近く経過しているにもかかわらず、2,000MΩ超のすばらしい性能です。
馬鹿みたいに高価なスーパーメタルパックではありませんが、セラミックエンドではありますし、それと同じ性能のようです。
オリジナルとは異なってしまいますが、全てこれに換えてみました。
音は、このまま行くとトランジスタの音になってしまうのでは、と危惧するような明確な音でした。
まあ、情緒感はありますし、聴いていて疲れることはありませんでしたので、これで聴いていました。
友人に聴かせると、興奮してすごい音だといいます。気持ち悪いほど奥行き感があるとも付け足しました。
この奥行き感が曲者でして、私にはさっぱりわからないのです。
私は出てくる音の全体から感じる印象でしか判断できません。
左右はわかります、前後がだめです。
友人は一所懸命説明しますが、馬の耳に念仏です。
友人が良いというのですから良いのでしょう。
ただ、私にはちょっときつい音に聴こえます。
それで、オリジナルと混在させることにしました。
カップリングコンはH.J.Leakに敬意を表して、オリジナルにしました。
これで友人に聴かせると、こちらのほうが良いといいます。
私もこれでよいと思っております。
文に書けば、短い期間で行われたように感じますが、実際は試行錯誤を繰り返し、半年以上にわたって行われたことです。
昨日、品物を取りに店にいらしたお客様に、聴いていただきました。
LS3/5aがこんな音で鳴るのをはじめて聴いたと仰いました。
うまく鳴らずに売ってしまったLS3/5aを残念がっておられました。
そういえば、私も、このごろはLS3/5aで聴くことがほとんどになってしまいました。
たまに755Eにすることはありますが、すぐにLS3/5aに替えたくなります。
2週間ほど前に来店されたお客様は、Stereo50のコンデンサー交換を依頼されました。
交換は私の判断に任せると仰います。
勝手に、最大の賛辞と受け取っております。
ありがたいことです。
スピーカーはアルテック755Eをバッフルボードにつけたものでした。
かなり良い音でした。Yahooにも出品し、購入された方にも好評でした。
コンデンサーを新品に交換したにもかかわらず、最高で9万円、ひどいときには7万円で売らなければならず、馬鹿らしくなって、今はやめています。
その際、Rogers LS3/5aを鳴らすのにはどうかという質問をいただきました。
当時はLS3/5aを持っていませんでしたので、その旨答えていたのですが、同じ質問をあまりに多くいただくので、購入しました。
聴いてみると、Leak Stereo20,Rogers Cadet靴箸癲△△泙衫匹げ擦呂靴泙擦鵝
LS3/5aの音はこんなものかと,諦めて、時には切り替えて聴くことはありましたが、755Eで聴くことがほとんどでした。
あれだけ人気があるのだから、うまく鳴らせばよい音で鳴るはずです。
私は、細かいことで努力するタイプではありません。
小さな変化を追及し、音を仕上げてゆくなど出来ないタイプです。
ケーブルはNeglexで充分、高価なケーブルなど馬鹿らしいと思ってしまうのです。
セッティングもスピーカーは置くだけです。
あまりにひどいと思ったのでしょうか、友人が木の台を自作してくれました。
それでも、その友人、LS3/5aはもっといい音で鳴るはずだよと、不満そうにしていました。
まあ755Eが良い音で鳴ってくれていたので、これで良いと思ってしまいます。
音は改良することで、大きく変化してくれなければやる気が起こりません。
細かい変化を求めてセッティングする人を、批判しているのではありません。
私の性格を述べているのです。
コンデンサーを交換することは、天と地の違いほどに音を大きく変化させます。
コンデンサーに比べれば、真空管による音の違いなど、小さなものです。
そうこうしているうちに、TCC Metalmite 0.1uFの新品が手に入りました。
0.25uFはPlesseyがありましたので、Leakのオイルコンをすべてオリジナルの新品で交換できます。
当然交換しました。
驚くほど音が良くなりました。
さらに、TCCのオイルコンでセラミックエンドの0.1uFが手に入りました。
50年近く経過しているにもかかわらず、2,000MΩ超のすばらしい性能です。
馬鹿みたいに高価なスーパーメタルパックではありませんが、セラミックエンドではありますし、それと同じ性能のようです。
オリジナルとは異なってしまいますが、全てこれに換えてみました。
音は、このまま行くとトランジスタの音になってしまうのでは、と危惧するような明確な音でした。
まあ、情緒感はありますし、聴いていて疲れることはありませんでしたので、これで聴いていました。
友人に聴かせると、興奮してすごい音だといいます。気持ち悪いほど奥行き感があるとも付け足しました。
この奥行き感が曲者でして、私にはさっぱりわからないのです。
私は出てくる音の全体から感じる印象でしか判断できません。
左右はわかります、前後がだめです。
友人は一所懸命説明しますが、馬の耳に念仏です。
友人が良いというのですから良いのでしょう。
ただ、私にはちょっときつい音に聴こえます。
それで、オリジナルと混在させることにしました。
カップリングコンはH.J.Leakに敬意を表して、オリジナルにしました。
これで友人に聴かせると、こちらのほうが良いといいます。
私もこれでよいと思っております。
文に書けば、短い期間で行われたように感じますが、実際は試行錯誤を繰り返し、半年以上にわたって行われたことです。
昨日、品物を取りに店にいらしたお客様に、聴いていただきました。
LS3/5aがこんな音で鳴るのをはじめて聴いたと仰いました。
うまく鳴らずに売ってしまったLS3/5aを残念がっておられました。
そういえば、私も、このごろはLS3/5aで聴くことがほとんどになってしまいました。
たまに755Eにすることはありますが、すぐにLS3/5aに替えたくなります。
2週間ほど前に来店されたお客様は、Stereo50のコンデンサー交換を依頼されました。
交換は私の判断に任せると仰います。
勝手に、最大の賛辞と受け取っております。
ありがたいことです。