2016年02月16日
Decca XMS(げんこつ)カートリッジ その2
追加です。
新しい針が届きましたので、もう一個のモノラルカートリッジで鳴らしてみました。
前のはソケットに完全には入らなかったのですが、今回のは入ります。
入力ボリュームが不調であったPoint Oneモノプリアンプを、VarislopeⅢに換え、両方ともバリスロープにしました。
これで入力の調整ができます。
TPA12アームの特徴でしょうか、これで鳴らすと、歌手がそこにいるように聞こえます。YouTubeでは残念ながらいなくなってしまいます。
聴いてください、ちょっとかわいらしい感じの女性ボーカルです。
このレコード音が良いので、ジャケットは日本製で、レコードはオリジナルかと、思っていました。
昨日、レーベルを確認したら、日本の会社製であると書かれてありました。
ちょっとがっかりしましたが、音が良ければそれはそれでいいです。

前回のブログの続きです。
ようやく、Decca XMS(げんこつ)を鳴らすことができます。
Thorens TD124につけたのでは、Garrard TPA12にアダプターを付けると、オーバーハングが40㎜以上になり、さすがの私もこれでは試せないなんて書きましたが、実のところ試しちゃったのです。
まあ、そんな性格です。
やってみたら、何のことはない、ちゃんとトレースしました。
これで、オーバーハングは、適当にと考え、15㎜にしました。

DeccaのMK1アームがついていたGarrard301用砂入り台座を、実験用と決め、新たに穴をあけてしまいました。
アダプターを付けたので、当然重くなります。
調整範囲を超えますので、TPA12のカウンターウェイトに鉛のおもりを追加しました。
針圧は3.5グラムほどです。仕様が分からないので、適当です。
げんこつカートリッジには、なんだかわからないベロみたいな物が付いています。
レコードに触れてコロコロ音がするので、テープで固定しました。
こんな状態で、針がどうかもわかりませんが、鳴らしてみました。
当然ですが、げんこつタイプでないXMSと似たような音です。
あっちのXMSのほうが使いやすいですね。
見た目、げんこつタイプのほうが魅力的ですが。
それでは聴いてください。
再発もののレコードでは、うまく鳴らないものもありました。
Serge Chaloffのレコードは、再発もの(日本製)ですが、鳴りました。
YouTubeではこのカートリッジの魅力であるエネルギー感がなくなるようで、それが残念です。
ネットで調べてみたら、仕様が出てきました。
針圧は3.0グラム。
針の角度は、垂直方向から15度前方に向かうように装着する。
TPA12の場合、アームの軸を最高の位置にしても、15度よりも大きくなります。
もしかしたら、あのベロみたいなのが盤に触れそうで触れない角度が15度なのかも。
これ以上のことをやる気になりませんので、これで我慢します。
昔のものは、仕様のことなど意に介さない機器に不慣れな人も使ったんです。
適当でも鳴るもんです。
オーバーハング40㎜でも同じように鳴るんですから。
アームの位置が2㎜ずれていて、オーバーハングが正しくないなどと気に病む必要はないのです。
この時代のものは適当でなります。
敷居を高くしたら、不慣れな人は使えなくなってしまいます。
ガラード301のような誰にでも使いやすい機器を、熟練しないと使えないなどと、馬鹿な噂を立てたのは誰でしょう。
ガラード301は、個体差などほとんどないシンプルでしっかりとしたまことに使いやすい製品です。
ガラード401の音は、301と変わらないと私は思うのですが、違うと言う人もいます。
よほど耳がいいんでしょうね。
私の場合、そのような微妙な違いを聞き分ける耳を持ちたいとは思いません。
意味のない違いを聴きわけることがオーディオだと思っている人が多すぎます。
太い音であるか、情趣を感じさせる音であるかが分かればいいんです。
音は芸術芸能の世界です。
ああ、そうそう、お客さんと確認したのは、「やっぱり音は濡れてなくてはね」というのもありました。
gtkaudio at 22:54│Comments(0)│オーディオ








