CadetⅡとWE その2Amaiudon(甘いうどん)

2007年03月05日

CadetⅡとWE その1

今回は、Yahooの取引でのなんとも腹立たしい体験を書きます。
落札者との、メールのやり取りになります。私は売ったほうです。
こちらが送った最初の落札を知らせるメールに対する、落札者の返信から始まります。
手続きの部分はカットしてあります。
<落札者のメール>が取引相手のメールです。私のは、<私のメール>です。
ウェスタンのアンプは、あれだけの愛好家がいるのですからすばらしいものであろうとは思います。ただし、この人の言葉は、実感が無く、自分の言葉に酔うばかりで、私には白々しく聞こえます。ウェスタン愛好家は、このような文章に感動するのでしょうか。


<落札者のメール>
私は長年ウエスタンに嵌り、オーディオ装置に数百万円かけて来ました。
ウエスタンを聴くと他の物が聴けないとさえ思っていました。
確かにウエスタンは素晴らしい音を奏でますが、高価過ぎます。
今は、それらのマニア垂涎の数々のウエスタンのものも皆、撤収してしまい何も残っておりません状態です。
しかしオーディオの世界は奥が深いです。
わたしがウエスタンで固めていた時代に、レコードを聴いていて、何か音に躍動感が無いと感じておりました。
当時、昇圧のトランスにレプリカの618Bを使っていたのですが、これをオリジナルの618Bに変えてみたところ、全く異次元の音が出るようになりました。
すぐに大枚40万円を払い、そのトランスを買った覚えがございます。
スピーカーのケーブルも60年代くらいまでのウエスタンのものと現在のものを比較すると全く音が異なります。
幸いSPコードだけは当時使っていましたウエスタンのものが残っており、そこは安心して聴くことが出来ます。
装置の持っているポテンシャルを遺憾なく発揮させるために何を為すべきか何処まで手を入れるか非常に難しい問題ですね。
今後はCDのみ聴きますので、もしやるとしてもCDとプリアンプの間にウエスタンのトランスを咬ませるくらいでしょうね。
しかしそのトランスでさえ、安い物でも通常5万くらいはします。
恐ろしい世界です。

しばらく自由に出来るお金が無く、数あるレコードも皆処分してしまい、現在は専らミニコンでCDを聴く毎日でした。
しかし先週のヤフオクで独逸のWIGOのスピーカーが出ているのを見つけ、これに一目惚れし、落札してしまいました。
オーディオマニアの血が騒いだとでも云いましょうか。
しかし残念ながらこれは1ペアではなく1個のみのもので当分はモノラルでしか音楽を楽しむことは出来ません。
WIGOはTelefunkenやSimens のように有名ではありませんが、独逸特有の音を出すとのことで楽しみにしております。このスピーカーは本日到着予定になっています。
このWIGOをロジャースがどのように音出しをしてくれるのか楽しみです。
わたしは専らクラシックばかり聴いております。
しかもモノラルのCDがほぼ半数程ありますので、暫くはモノラルで音楽を楽しみたいと思っています。
WIGOのスピーカーの片割れは独逸に居るメールフレンドに頼んで置きました。
またこのWIGOを出品された方にも機会があればお願いしますと、頼んでみました。
しかしこのWIGOは仲々の貴重品でそうざらに出るものでも無いのでわたしがステレオで音楽を聴くのは何時になるか分かりません。
つなぎで何か他のスピーカーを買ってしまうかもしれません。
同じ英国のものでワゥファデールのものなども考えております。


<なんとも長いメールです。ブランド(ウェスタン)を持ち出して、ハッタリをかまされているようで、ちょっといやな予感がありました。「CDとプリアンプの間にウエスタンのトランスを咬ませる」ウェスタンのREPトランス111Cや119Cを、私は何ペアーも売りましたが、2万から3万でしか売れませんでした。とにかくCadet兇鯀?蠅泙靴拭


<落札者のメール>
先程評価にてご連絡致しましたが、ロジャースの球アンプ無事に届きました。
迅速なご対応誠に有難うございました。

音出し確認をしましたが、問題なく音は出ております。
ただ音には多少不満を覚えております。

このアンプですが今までの使用頻度はどの程度だったのでしょうか?
まだアンプにエージングが必要な感じを受けました。
まだまだセッティングもそれほど考えておらず、取り合えず音出し確認を
しましたが、出てきた音にかなりがっかりしてしまいました。
スピーカーは最近注目を浴びるようになって来ましたドイツのWIGOの最高のもの
ですので、こんな音の筈はありません。

オーケストラの音は分解能が無く「うるさい」感じがしますし、ヴァイオリンの音は
全く艶っぽくありません。

今までの使用頻度が少なく、エージングが必要であればそれでいいのですが、
今の音ですとかなり不満を感じてしまいます。
ウエスタンのアンプと比較するのも可愛そうでしょうが、ウエスタンのアンプの出す艶っぽさと分解能の高さ、音が飛び出て、空中で音が鳴っている感じからは現在の所、ほど遠い音がしております。

これから追い込んで音の質を高めて行こうと思っております。
何かアドバイス等ございましたら宜しくお願い致します。




<私のメール>
コンデンサーを4個、新品に換えてあります。
オリジナルとまったく同じではありませんが、同じPhilips(Mullard)製です。
まだエージングが必要と思います。
前のが悪いわけではなかったのですが、だめになると真空管が赤熱しますから、用心のためでした。
換えないほうが良かったかもしれません。
もう少し聴いてみてください。


<落札者のメール>
昨日より色々と試行錯誤をして音出しをしておりますが、やはりロジャースのアンプの持つポテンシャルが低すぎて、WIGOのスピーカーが鳴ってくれません。
例えば死に誘うかの如きの狂気のケーゲルのアリアも凡庸な音にしか聴こえませんし、わたしの好きなヴァイオリンの艶が全く発せられません。
オークレールの上品で清楚な煌く音がぼんやりと聴こえてきます。
イダ・ヘンデルの引き込まれるような情熱も全く伝わって参りません。
何より音がとても「うるさく」感じてしまい、分解能の低さには唖然とされられました。
球のアンプならそこそこ鳴るだろうと軽く考えていた私の考えが甘かったのです。

これはどう考えてもアンプのポテンシャル不足に起因しているものです。
エージング等を差し引いて考えも、今後も音楽にのめり込めるような音を出してくれるアンプではありません。

私は心躍る音を求めて止みません。(いや病んでいるのかもしれません)そういうアンプをまた一から探してみようと思うに至りました。

以上申した様に、このアンプではWIGOを鳴らすことは不可能ですので誠に申し訳ございませんが、ロジャースのアンプの返却を致します。
このアンプがこのまま手元にあってももう2度と鳴らすことは無いでしょう。
心が躍らないアンプなど私には不必要なのです。
勿論、出品の手数料等は返還致します。

明日にでもゆうぱっくにてお送りしたいと思っているのですが、ご承認の程宜しくお願い致します。
落札価格が60,000円でしたので、返金額は5,5000円でお願い致します。
この差額がせめてものわたしのお詫びのしるしとお考え戴けると幸甚です。
梱包はしっかりと致します。
返品をご確認になられてからで宜しいので、返金の方は宜しくお願い致します。
何卒ご理解の程宜しくお願い申し上げます。


<私のメール>
それは勝手過ぎないですか。
気に入らないからといって返すでは、オークションは成り立ちません。
オークションの場合、前の方はその条件を付けていたから返却に応じたのです。
このオークションではそのような条件は付けておりません。
もしかして、CDの入力オーバーではないですか。
テープ入力にはバックパネルにボリュームが付いています。
テープ入力にしてそのボリュームで絞った状態で聴いてみましたか。
どちらにしても、返品を当然と思う感覚がわかりません。


<私のメール>
わかりました。
かわいい娘を、昔の女と比較して、罵詈雑言を吐くような人の許に、お金のためだから留まってくれと頼んでいる父親の気分になりました。
入力オーバーなどという初歩的なミスを、ウェスタンを聴いてきた人が犯すはずもありません。
あなたの条件で結構です。返品してください。

<ウェスタンを聴いてきた人なら、かなりの力を持っていると思いましたが、入力オーバーに思えて仕方ありません。このように書いたのは、ちょっとシニカルな気分になっていたからです>

gtkaudio at 05:05│Comments(0)オーディオ 

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